2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
和田まさ子さんの個人詩誌。表紙はいつもフィリップ・ジョルダーノさん。スタイリッシュなのにどこか懐かしい世界、壁画のような温かみと漆絵のような東洋のムードも孕む心惹かれる画家の作品です。並べるとまるで美術館のよう。 ゲスト詩人は若手の新鋭、詩…
yumiko 2019/03/12 22:05(「note」より転載) 軸足をずらす 作者:和田 まさ子 思潮社 Amazon 前作の『かつて孤独だったかは知らない』(2016)では、移動する身体が呼び込んだ感情や体感と、深い知性に裏打ちされた思索とが接点を求め、時に共鳴し、時に軋…
室生犀星の女性へのまなざし、俳句に表れる世界観・・・詩人の鋭敏な感性がとらえた書下ろし評伝。
わたしの中を駆け抜けていく馬のイメージはどこから来るのか。痛みを透き通った花へと変容させることばを求める詩人の祈り。